お知らせ

  • 北杜市キララシティ内清文堂書店で『HOKUTO ARTS & CRAFTS GUIDE 2023』発売中

    date : 23.11.19

    クラフトマップおらんうーたん発行20周年記念に発行された
    北杜地域のアートとクラフト情報を網羅した保存版の冊子
    北杜市長坂町のショッピングモール「キララシティ」内の清文堂書店にて販売されています。

     

    価格税込み1000円です。

     

    この冊子の利益に関しては八ヶ岳アート&クラフトネットワークの活動資金として地域のアートクラフトの活動に使われます。

  • 2023年10月21日(土)~30日(月)古庄真理子ガラス絵展『ひかりの澄む場所』ギャルリイグレグ

    date : 23.10.21

    古庄真理子ガラス絵展『ひかりの澄む場所』

    ガラス絵とは透明なガラスの裏にアクリル絵の具、オイルパステル、色鉛筆などで絵を描き、表から鑑賞する絵画です。
    世界的な賞を得、版画家として活動する古庄真理子(長野県飯田市在住)は、このたびガラス絵に挑戦し新境地を開こうとしています。
    「ガラス絵の大きな特徴は、裏から描くために、絵の具を重ねる順番や、左右が普通の絵画とは逆になること。反転や偶然性が面白い効果を生み出す感覚は、私が取り組んでいる版画の世界に通ずるものがあります。ガラスの奥から浮かび上がる独特で不思議な、そして色褪せることのない世界を、ぜひお楽しみください」 (古庄のステートメントより)

     

    <古庄真理子 略歴>
    1997年 文化服装学院ファッション工科専門課程アパレル技術科卒業。創業間もないミナペルホネンで服作りに携わる。
    2013年より故郷の飯田市で世界的に高名な版画家 今村由男氏に師事、銅版画をはじめる。
    2017年 第37回 カダケス国際ミニプリント(スペイン)グランプリ受賞。
    2018年 カダケス(スペイン)にて受賞個展を開催、審査員を務める。
    カタルーニャ国立図書館(スペイン)に作品収蔵。
    2019 /2017年 ギャルリイグレグ八が岳(山梨)にて個展
    2021年 アンフォルメル中川美術館(長野)にて個展

    【日 時】

    2023年10月21日(土)~30日(月)

    土・日・月 全6日間 13時~17時開廊 全日作家在廊

     

    【写 真】

    うたかた 15×15センチ

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2023年10月20日(金)~22日(日)第21回台ケ原宿市(だいがはらじゅくいち)

    date : 23.10.10

    2023年 第21回 台ケ原宿市(だいがはらじゅくいち)

    https://daigahara-syukuichi.jp/

     

    台ケ原宿市実行委員会
    edit by 甲州台ヶ原蔵楽部 
    山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
    yamanashi,hokuto city,hakushu,daigahara2283

     

    400年の浪漫が交差する、甲州街道の宿場町として栄えた「甲州 台ヶ原宿」。
    3日間でおよそ5万人が訪れる台ヶ原宿市には、
    全国から集められた「新しいモノ」と「古き良きモノ」が集結します。
    アート作家やクラフト作品、骨董品、暮らしを彩る緑との出逢い。
    大自然が育んだ、おいしい地元農産物販売や屋台の出店。
    いろいろな出逢いと、想いの詰まった台ヶ原宿市。
    毎年10月の第三金曜日を初日に、金土日の3日間開催しています。

     

    日 程:2023年10月20日(金)~22日(日)

    場 所 : 台ケ原宿

    住 所 : 山梨県北杜市白州町台ケ原宿

    出店MAPダウンロード

     

    骨董市

    古いものを大切に使う、受け継ぐ。 絵画・茶道具・玩具・陶磁器・古民具など、掘り出し物を探して一日中ぐるぐる歩いても足りないくらいの骨董エリア。 創業370年以上の古い酒蔵の中に、様々なジャンルの和骨董・洋骨董が所狭しと並びます。

    クラフト市

    クラフト作家さんの手作りの作品は、この世に2つとない一点モノ。 陶芸、染物、木工、革・ガラス・金属・紙・布製の作品や絵画など、 手作りの良さが光る素晴らしい作品たち。 旧甲州街道の台ヶ原宿、約750mの街道沿いやホタル親水公園にびっしりとお店が並びます。

     

    【北杜市在住の参加工房一覧】青字リンクはおらんうーたん参加工房

     

    hiyori
    発見堂
    すぷーん工房
    工舎 野の花
    久久庵
    陶創房粉雪
    KIRILUMIYS
    ちゃわん屋さいとう
    チニタ工房
    工房 布細工
    木ノ花
    陶房 窯八
    八ヶ岳スタイル
    スタジオTON房
    正木工房
    ふ・わ・り
    木工屋げん
    Atelier unripe

     

    BONSAI・食

    盆栽だけでなく、フラワークラフトやガーデンなど、生活に取り入れることにより 暮らしに明るく活き活きとした彩りを与えてくれる緑を集めたエリアです。 また、美しい山々に囲まれた水の豊かな農村地帯ならではのおいしい食べ物・農産物も出店します。 作り手がわかる美味しいものには感動があります!

    アクセス

    駐車場情報

    メインの駐車場として白州総合運動場(約 500 台可)をご用意しております。
    白州総合運動場駐車場から会場エリアまでは無料シャトルバスをご用意しております。お帰りの際は周辺にシャトルバス停留所をご用意しておりますの で、こちらをご利用ください。どこから乗車しても白州総合運動場へ行きます。
    尚、会場近くには身体障がい者用駐車場をご用意しております。 各日、10:00~12:00 過ぎまでが混雑することが予測されます。
    お時間と気持ちにゆとりをもってお出かけください。

    虫眼鏡

    ※詳しくはzoomをクリック

    ◆マイカー
    中央自動車道 小淵沢ICから約17分
    中央自動車道 須玉ICから約13分

    公共交通機関ご利用の場合

    ◆電車+タクシー
    JR中央線 小淵沢駅よりタクシーで約17分
    JR中央線 長坂駅よりタクシーで約10分
    JR中央線 日野春駅よりタクシーで約12分

    ◆路線バス
    JR韮崎駅 発
    下教来石(しもきょうらいし)行
    「台ヶ原上(だいがはらかみ)」下車 徒歩5分

    交通規制について

    交通規制について
    「第21回 台ヶ原宿市」開催に伴う交通規制が下記区間・時間にて行われます。

    ◆規制区間
    市道白州台ヶ原1号線・白州台ヶ原793番地から2254番地まで。
    及び、市道白州台ヶ原8号線全線。
    市道白州台ヶ原1号線と市道白州台ヶ原8号線の交差点から南へ、
    国道20号線に交わるまでの法定外道路

    ◆規制時間
    2023年
    10月20日(金) 9:00 〜 17:00
    10月21日(土) 9:00 〜 17:00
    10月22日(日) 9:00 〜 17:00

    虫眼鏡

    周辺バスについて

    ◆白州・武川デマンドバス
    10月20日(金)
    下記バス停が利用できません。
    【乗り場】旧清水商店前
    【目的地】台ヶ原郵便局
    ・10/20 はお出かけ・お帰り便のいずれも上記バス停を利用できません。
    ・最寄りのバス停は次の通りです。
    【乗り場】白州小学校前・台ヶ原公民館
    【目的地】白州総合支所・大久保歯科医院

    虫眼鏡

    ◆西線(グリーンライン)
    10月20日(金)~22日(日)
    迂回とバス停変更のお知らせ
    台ヶ原宿市に伴う道路規制のため、運行ルートを変更し臨時バス停を設置します。
    【乗り場】旧清水商店前
    【目的地】台ヶ原郵便局
    ・白須スクールバス車庫、旧清水商店前、台ヶ原ポンプ小屋前は停車しません。
    ・山梨交通(株)(下教来石線)のバス停を臨時バス停として運行します。
    ・道路の混雑状況により、遅延が生じるおそれがあります。

    虫眼鏡

  • 2023年10月7日(土)~16日(月) 今井和世SHIZUKA 姉妹展FLOW ギャルリ イグレグ八ヶ岳

    date : 23.10.09

    今井和世 SHIZUKA姉妹展 FLOW

     

    姉のSHIZUKAは刺しゅうで、妹の今井和世は水彩画で。自然や人の想いの流れを表現し続ける二人です。

    いまいかずよ 水彩画家 版画家
    1999年より八ヶ岳在住、自然豊かな暮らしのなかで野の草花、 鳥、虫などをモチーフに独学で水彩画を描きはじめ、『和光』のPR誌の表紙などメディアでも活躍する。2011 年から毎年デンマーク・ボーンホルム島と八ヶ岳を行き来しながら制作。季節の移り変わりを独特の感性でとらえた水彩画、版画に多くのファンをもつ。

    しずか 工芸家
    1972年生まれ。今井和世の姉。 女子美術大学工芸科卒、国画展工芸入選などの経歴をもつ。八ヶ岳南麓には2000年~2003年在住。大胆さと繊細さがミックスした新感覚の染織作品で人気を得る。結婚により埼玉に移住。子育て中でも制作しやすい刺しゅうにシフトし、麻布に刺しゅう糸を使った抽象作品を手がける。今回はアクセサリー(ブローチ、首飾り、バングル)も出品。
    「形として目に見えないものについて思考を巡らすことに興味を持ち続け、
    麻の布のもつ肌触りや微かに感じる草の乾いた香りと
    線として表現できる糸を好んで表現に使っています」今展へのステートメントより

    ★10月14日(土)13時から今井和世による水彩スケッチのワークショップを行います。
    詳しくは@peteliskeをごらんください。

    13~17時
    今回は、火・水・木が休みになります。
    作家在廊日 できる限り

     

    【写 真】

    上・今井和世による水彩画 下・SHIZUKA作のアクセサリー

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

     

     

  • 2023年9/30~10/15「神山奈緒子~山を歩く 街を歩く~」展開催! シルクロード美術館で

    date : 23.09.08

    「神山奈緒子~山を歩く 街を歩く~」展開催!

    神山奈緒子さんが、趣味の山歩きを通してたくさんの自然に触れる中で感じとった、愛らしいモチーフやかわいい動物たち、街歩きを通して出会ったふと心に残る風景など、どこかへ歩き出すことで感じた、心を豊かにしてくれるものを主にペンで描いた作品を展示します。
    ワイン&クラフトフェスタ2023初日が、展覧会の初日です。ぜひお祭りと共にお楽しみください。

     

    ◇展覧会名:「神山奈緒子~山を歩く 街を歩く~」展
    ◇会期:2023年9月30日(土)~10月15日(日) ※会期中無休
    ◇開館時間:10時~17時(最終入館は16時半まで)
    ◇会場:平山郁夫シルクロード美術館 2Fカフェ「キャラバンサライ」
    ◇入場料:無料(ただし、美術館を見学の際は入館券が必要です)
    ◇主催:公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館

     

    《令和5年度 文化庁 文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業》

     

    以上、平山郁夫シルクロード美術館HPより引用

     

     

  • 2023年9月2日(土)~11日(月)ホークスみよし作品展「閃きの服」展 ギャルリ イグレグ 八が岳で

    date : 23.09.01

    ホークスみよし作品展「閃きの服」展

     

    2023年9月2日(土)~11日(月)

    13:00〜17:00(土、日、月のみ開廊) 計6日間

    全日作家在廊

     

    ホークスみよしはロンドン、中東などで暮らし、絵画、銅版画などを手がけ、ステンシル(型染め)と出会いました。文化出版局、世界文化社などからステンシル染色の単行本を刊行し、第一人者ともいうべき存在です。個展は神戸大丸などで毎年行われ、ファンを集めています。昨年12月婦人之友社刊別冊明日の友の表紙を飾り、話題を呼びました。

    今回は秋にふさわしいはおりもの、オーバーブラウス、上着、ボレロ、タペストリー、クッション、ランナーなどに加え、絵画、版画などのアート作品も楽しんでいただく趣向です。それらには洗練とともに料理研究家でもあるホークスの暮らし周りに寄せるあたたかい視線も感じていただけることでしょう。

     

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

     

     

  • 2023年8月19日(土)~26日(土)アンネ・フランク全国巡回パネル展 ギャルリ イグレグ八ヶ岳で

    date : 23.08.19

    アンネ・フランク全国巡回パネル展

     

    【日時】

    2023年8月19日(土)~26日(土)

    11時~17時 最終日15時まで  入場料:無料

     

    【主催】

    旅するYogiYogi(大阪府茨木市)

     

    【共催】

    ANNE FRANK Panel Exhibition Office

     

    【協力】

    駐日オランダ王国大使館
    ギャルリイグレグ八が岳

     

    【内容】

    アンネ・フランクパネルとはオランダの Anne Frank House (アンネの家) から託されたアンネの生涯、また当時の社会情勢を表した大型パネル(197×94センチ)・ 約30枚 (日本語/英語2か国語版) です。世界十数カ国を巡回し、日本では2009年の上智大学での開催から各地で100回を超える巡回展を行っています。長野県と山梨県では展示がありませんでしたので、旅するYogiYogiの主宰者小澤リリイさんの主催により、甲信地方初の展示を行うことになりました。イグレグのあとは東京の青山学院大学への開催に送り出されるなど、このパネルは常に日本中を休みなく巡回しています。
    第二次世界大戦、太平洋戦争を知る人も少なくなっていく時代に危機感をもち、さまざまな関連する事柄を次世代に伝えていかなければ、との思いがあります。アンネの生涯をこどもたちに知ってもらい、大人には平和への思いを更新する機会としてほしいと考えています。

    ★8月19日(土)初日11時半から作家の徐京植(ソキョンシュク)さんのたくはつトーク『アンネの時代とアウシュヴィッツから生還した作家プリモ・レーヴイ』が行われます。先着10名

    ★ 8月22日(火)13時30分~14時30分 八ヶ岳朗読サークルほがらかによる朗読の時間『平和を願って』

    ★会期中、造形作家小林さちこの天使を展示。

    ★戦争や平和にまつわる書籍コーナー、ミニバザーを開催。

    ★古絵本や木のおもちゃを集めて施設や病院に。

    ★旅するYogiYogi展で反響の大きかった『りんごの棚』も引き続き展示。

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

     

     

     

  • 2023年7月6日 おらんうーたん会員の吉野剛広さんが、山梨美術協会賞を受賞しました

    date : 23.07.20

    当会 おらんうーたん会員の吉野剛広さんが、山梨美術協会賞を受賞しました。

     

    山梨日日新聞(2023年7月6日)から引用

    第55回山梨美術協会展が6~14日、甲府・県立美術館県民ギャラリーで開かれる。5日に審査会があり、公募部門最高賞の山梨美術協会賞には古野剛広さん(北杜市) 油彩「巨樹の内なる街」が選ばれた。
    一般公募は油彩、水彩、版画、 日本画、彫刻、工芸、 ミクストメ ディアの7部門で実施。93人が96点を出品し、91点が入選した。
    吉野さんの受賞作は、樹木や動物などが描かれた油彩絵の具が半乾きの時に引っかいたスクラッチによる表現が素晴らしい。密な作業で、苦労が伝わってくる。 絵の具の重なりの表現も豊かで、 動物が生きているように描かれ作者がつくった物語を感じる。想像した世界の面白さがある」など評価された。(後略)

     

     

  • 2023年7月1日(土)~10日(月) アマラ和作品展『不安定要素』ギャルリ イグレグ 八が岳で

    date : 23.07.02

    アマラ和作品展『不安定要素』

     

    2023年7月1日(土)~10日(月)

    13:00〜17:00(土、日、月のみ開廊) 計6日間

     

    アマラ和(あまらより)は精神科ソーシャルワーカーとして勤務した後、チベットからエジプトへの1年半の一人旅、舞台芸術の研究所での身体表現修行などを体験。2013年からシングルマザーとして北杜市に在住、さまざまな人生経験が作品の変遷につながります。「我々は不安定な中に生きる実感、快感を得る生物である」との今回のコンセプトは美しくひび割れた画面に表現されています。

     

    今回の個展へのステートメント】

    世界も人間も不安定で破滅的な部分を持っている。それらを直視せずに理想郷を語ることは出来ないし、我々は不安定な中に生きる実感、快感を得る生物である。当展示ではアクリル絵具に廃材やミクストメディアを用い、ひび割れや鉱物(自然物)的、人工的質感を交えることで、不安定な世界の長い年月、不安定な人間の意識、そこにある永遠性と生命力を表したいと制作した。作品と鑑賞者の間に共通する不安定要素が現れたら幸いである。

    作家プロフィール】

    1972 東京生まれ
    1994 日本社会事業大学社会福祉学部児童福祉学科 卒業
    1998年よりチベットからエジプトへの1年半の一人旅で絵を描き始める。
    2002年から2年間、パパ・タラフマラ舞台芸術研究所入所。バレエ、コンテンポラリーダンス、演技、舞踏、など身体表現の研鑽を積む。
    以降、絵画展示、身体表現、を行いつつ精神科ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)。
    東京、関西、バリ島などでも絵画展と身体表現を行う。
    山梨県では、21世紀の縄文人展(北杜市)、ますとみやまART(北杜市)、NOWHERE展(山梨県立美術館)、などに参加。

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

     

     

  • 2023年6月8日の山梨日日新聞で『HOKUTO ARTS&CRAFTS GUIDE』が紹介されました

    date : 23.06.18

    2023年6月8日の山梨日日新聞で
    『HOKUTO ARTS&CRAFTS GUIDE』が紹介されました

     

    —–ここから引用—–

    北杜拠点の作家 工房や思い紹介 八ヶ岳南麓の団体がガイド本
    HOKUTO ARTS & CRAFTS GUIDE

    八ヶ岳南麓のクラフト作家らでつくる団体「八ケ岳アート&クラフトネットワークおらんうーたん」(宍戸千鶴 代表)は、北杜市内で活動する作家のガイドブックを作 った。作品に懸ける思いや工房の場所などを紹介している。

    「HOKUTO ARTS & CRAFTS GUIDE」と題し、八ヶ岳南麓を中心に市内で活動している作家 約60人を紹介。「感動や癒やしを感じていただきたい」、「素材の良さを最大限に引き出すことを心掛けている」など創作に向き合う作家の思いがつづられている。作家が構える工房の場所を記した地図も掲載している。 A5判の97ページで、1冊千円。掲載されている工房やギャラリーなどで 販売している。

    団体は八ヶ岳南麓で活動す る作家の工房を紹介する「八ケ岳アート&クラフトマップ」を作っていて、発行20周 年を記念してガイドブックを作成。団体メンバーの1人で、 美術家の上野玄起さん=北杜 市長坂町大井ケ森=は「本を手に取ってもらい、 山梨のアートの魅力が広まっていくと「うれしい」と話している。 〈藤井駿伍〉

     

     

  • 2023年6月3日(土)〜12日(月) 『ブラックホール』 高橋辰雄個展 ギャルリ イグレグ八ヶ岳

    date : 23.06.07

    『ブラックホール』 高橋辰雄個展

     

    2023年6月3日(土)~12日(月)

    13:00〜17:00(土、日、月のみ開廊) 計6日間

     

    画像は高橋辰雄『不安のオリジン』より

    数年前から難病の重傷性筋萎縮症を抱え、車椅子で行動しながら作品制作に取り組む高橋は今年ことに旺盛に制作、発表を行っています。長野県との県境である山梨県北杜市に位置するイグレグでの個展は、個展で長野を縦断する試みの出発点としたい、と企画されました。
    ブラックホールをタイトルに据えたのは「誰も見たことがなく、科学者だけでなく、芸術家にも刺激を与えてくれる存在だから、私も楽しもうと思って」闊達な創作のモチベーシヨンとしたようです。
    段ボール、針金、木製パネルを使ったオブジェたちから「楽しみ」の軌跡を感じ取る楽しみを味わっていただけることでしょう。

     

    作家略歴】

    1952年、 山梨県甲府市生まれ。甲府第一高等学校卒業、2,3年時は大学紛争の最中で大学受験も中止となり混乱した状況を過ごした。
    とりあえず地元の山梨大学工学部計算機科学科に一期生として入学、卒業後、改めて、Bゼミ-school、創造のアトリエ(横浜)に学ぶ。
    大学に戻りしばし研究生として過ごしながら、再び上京し東中野の新日本文学会文学学校に学ぶ。’80年代以降は活動拠点を山梨に置く。
    地場産業に密着したデザイン事務所を営みながら、<絵画のプラクシス(実践)展><環境芸術ワークショップ>を半世紀を越え主宰。
    美術家&ライターとして、山梨を中心に横浜、東京、静岡で発表を重ねて来た。

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

     

     

  • 2023年5/26〜30_『第9回 温故翔新展』時を越え受け継がれるモノ 受け継いでいくコト

    date : 23.05.27

    『第9回 温故翔新展』

    時を越え受け継がれるモノ

    受け継いでいくコト

     

    【会場】入場無料

    ギャラリー登美(旧石川酒造座敷蔵)

    山梨県甲斐市龍地59

     

    【日時】

    2023年5月26日(金曜)〜2023年5月30日(火曜)

    11:00 ~ 17:00 会期中無休

     

    【内容】

    旧石川酒造の築約150 年の座敷蔵を、

    「ギャラリー登美」として期間限定でオープン致します。

    ジャンルの異なる5 人の作家による作品をご堪能ください(展示販売)。

     

    【参加作家】

    上野玄起/鉄造形

    志村陽子/インスタレーション

    清水 泰/木工

    マリうえだ/創作柿渋

    森下真吾/陶

    【イベント】

    呈茶(雪丸庵主催)27日、14:00~、お茶代1.000円

     

    問合せ :090-6102-6656(清水泰)

    ※駐車場 :会場に隣接しているセレオホール甲斐の駐車場をご利用ください。

    セレオホールの東側の川沿いの道に徒歩で出られます。

    そこから会場の入り口まで直ぐです。

     

    八ヶ岳の家具工房 ZEROSSO(ゼロッソ)ブログより転載

    今回で第9回目となる温故翔新展が、昨日よりスタートしました。

    毎年新しい表情を見せてくれる展示会ですが、今回も実にいい雰囲気の会場になっています。

    鉄造形の上野玄起、陶の森下真吾、創作柿渋のマリうえだ、木工の清水泰という恒例メンバーの作品もそれぞれに個性的であるところへ、志村陽子さんのインスタレーションが加わり、1階に配置された比較的大型の作品と建物を繋ぐような感じで志村さんの作品が存在感を持っています。風に揺れる様もとても心地良いです。

     

    一方、2階は小物を中心とした構成となっております。自然の造形物に銅メッキを施した志村さんのユニークな作品が、異彩を放っています。2階は作品数も多いので、じっくりと手に取りながらゆったりとした時間を過ごして頂けます。

     

    本日、2日目は呈茶も開催予定です。14時からの先着順で限定30名様ですので、ご希望の方はお早めにお越しください(お茶代¥1,000)。

     

    1年の中で、この5日間しか開放しない期間限定のギャラリー登美での展示会です。

    雨戸を開けて、障子を開け、障子から差し込む光や、流れる風の心地良さ。この季節、この空間ならではの時間を過ごして頂ければと思います。

    皆様のお越しをお待ちしております。

     

     

     

     

  • 2023年6/2(金)-6/4(日)『風のマルシェ vol.22開催!』平山郁夫シルクロード美術館 2F

    date : 23.05.20

    『風のマルシェ vol.22開催!』

    平山郁夫シルクロード美術館 2F キャラバンサライ

     

    八ヶ岳各地で開催されてきた「風のマルシェ」。
    第22回目が、当館2Fカフェ「キャラバンサライ」で開催されます。

    ここでしか買えない、様々なジャンルのお店が出店する楽しいマルシェ。お気に入りの一品を見つけに来てください。皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

    ・日程:2023年6月2日(金)、3日(土)、4日(日)
    ・開催時間:10時~17時(最終日は16時まで)
    ・会場:平山郁夫シルクロード美術館 2Fカフェ「キャラバンサライ」
    ・詳細:風のマルシェのFacebook頁をご覧ください。
    ・入場:無料(美術館に入館する際はチケットが必要です)

    ※会場へは、美術館入口向かって右側の階段からご来場ください。

     

    《風のマルシェvol22出店者》

    ★ametrine.(アメトリン)
    セルフケアのためのアロマテラピーと癒しのキャンドル
    https://www.ametrine.jp
     
    ★amiam (アミアム)
    かぎ針編みの帽子や小物
    https://amiam.info/
     
    ★IGELKOTT(イーゲルコット)
    かわいくて使いやすいハンドメイドのバッグ
    http://igelkott.jp/
     
    ★jolie saison 29 (ジョリセゾン29)
    羊毛フェルトのバッグ、ケース、アクセサリー
    http://www.joliesaison29.jp
     
    ★Lys blanc (リ・ブラン)
    暮らしを豊かにするスピリチュアルカウンセリング
    https://www.lys-blanc.com/
     
    ★polkaniko(ポルカニコ)
    コットンとリネンで作る着心地の良い服
    https://www.instagram.com/polkaniko2013/
     
    ★tel you(テルユウ)
    かばん、帽子、エプロンなど
    www.telyou.net
    (2.3日出店)
     
    ★Urara+(ウララ)
    手作り石けん、宝石石けん、香りの雑貨
    https://m.facebook.com/urara.yatsugatake/
     
    ★mame mura coffee(マメムラコーヒー)
    自家焙煎コーヒーをハンドドリップで提供
    コーヒー豆の販売とその他ドリンク
    https://m.facebook.com/mamemuracoffee
    (2.3日出店)
     
    ★Petit pas kabo(プティ パ カボ)
    グルテンフリー、米粉の焼き菓子
    http://www.instagram.com/petit_pas_kabo/
    (2.3日出店)
     
    ★香ル菓子店
    焼き菓子とマフィン
    4日は珈琲も入れます
    https://instagram.com/kaorukashiten
    (2.3日はお菓子 4日は喫茶)
     
     
     

  • 23年5月20日(土)~29日(月) 藤井浩一朗『人と彫刻のあいだに在るもの・雑木林での制作から』

    date : 23.05.20

    藤井浩一朗

    『人と彫刻のあいだに在るもの・雑木林での制作から』

    ギャルリ イグレグ八ヶ岳

     

    2023年5月20日(土)~29日(月)

    13:00〜17:00(土、日、月のみ開廊) 計6日間

     

    2011年~2023年の作品を展示します。新緑と響きあう造形をお楽しみください。

     

    作家からのメッセージ

    1989年より、「存在すること」をテーマに、鉄・鉄粉・針金・紙・透明樹脂・言葉・石などの素材を通じて野外彫刻、立体、平面作品の制作及び執筆を行ってきました。「存在」とは、意識することで立ち現れてくるものだと捉えています。
    このたび、12 年ぶりとなる個展を、前後に南アルプスと八ヶ岳をのぞむ若葉みどりの場で開催いたします。タイトルは「人と彫刻のあいだに在るもの・雑木林での制作から」として、つくられた実体をもたないかたちに、新たな存在のよりどころを感じていただければと思います。それはあたかも、直接には触れることのできない「こころ」のように。

     

    エッセイ「石に引いた正中線」(2018年)から

    大 理石を素材に、一見左右対称のようにみえる彫刻を制作している。シンメトリーにみえて、実は微妙に左右が違うように進めている。いや、進めているのではなく、石が私にそうさせるのだ。
    ( 中略 )出来上がった作品を前にして、それに気づかない人は、シンメトリーの呪縛に縛られている。
    ( 中略 ) 自分の顔を鏡で見るとよくわかる。左右の眼のかたち、位置、大きさは、決して同じではない。( 中略 ) しかし、左右対でないものに心臓がある。
    それどころか一つしかない。血液の流れをつかさどる重要なポンプの役割があるこの心臓の相方はどこにあるのか。( 中略 ) かたちをもたない「こころ」というものが心臓の相方ではないかと考える。( 中略 )「こころ」のポンプを動力として制作はあるのだと思われる。

     

    藤井 浩一朗 略歴

    1963 年大阪生まれ。1988 年東京造形大学造形学部美術 II 類 ( 彫刻 ) 卒業。1990 年同大学彫刻研究室修了。1997~8 年ニューヨーク在住 ( ポーラ美術振興財団在外研修 )。1999 年国内若手芸術家研修 ( 文化庁 )、ホルベインスカラシップ。2008~9 年上海在住 ( 文化庁若手芸術家在外研修・復旦大学上海視覚芸術学院 )。
    ときわ画廊、INAX ギャラリー 2, 伊藤忠ギャラリー、ギャラリーせいほう NADiff( いずれも東京 )、高島屋本店 ( 大阪 ) などで個展開催。
    主なグループ展に、ソクラテス彫刻公園プロポーサル ( ニューヨーク )、VOCA2000、VOCA2001( 上野の森美術館 )、中国万国博覧会彫刻プロジェクト ( 上海万博公園 )。

     

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2023年4月1日(土)~10日(月) 尾形祐美 尾形和則『旅の二人』展 ギャルリイグレグ八ヶ岳

    date : 23.04.07

    尾形祐美 尾形和則 『旅の二人』展

     

    2023年4月1日(土)~10日(月)

    13:00〜17:00(土、日、月のみ開廊) 計6日間

     

    上 尾形祐美 鏡 (銅版画 A4額装)
    下 尾形和則 チェスキークルムロフの野外オペラ (油絵 100号)

     

    姉、尾形祐美の銅版画、弟、和則の油絵を展示します。
    ともに北杜市の育ち。祐美(ブラジル生まれ)は東京とチェコのプラハでチェコ語を学んだあと、2015年からチェコに在住しています。
    ファンタスティックな銅版画、絵本の個展やワークショップを旺盛に行い、チェコ人の夫とともにチェコ人の句会「月見草」を主宰。今年は第3句会句集も出版、絵と言葉の作家として活動しています。
    弟、和則は2008年に駿台甲府高等学校美術デザイン科を卒業後、日本外国語学校、東京ビジュアルアーツ専門学校の映画監督コースでも学びました。
    彼の本領はウイーンなどの中央ヨーロッパの都市、南米ブラジル、グアム、台北、四国、諏訪湖などの旅で得たインスピレーションによる絵画。エキゾティックで野太さの中の詩情が魅力です。昨年は二科会会員に推挙されました。

     

    ★作家プロフィール
    おがたひろみ
    絵とことばの作家。
    富士山の麓で生まれ、2歳までブラジルで過ごし、八ヶ岳の麓で育つ。
    東京とプラハでチェコ語を専攻。
    60年代チェコ映画界で活躍した衣装デザイナー、エステル・クルンバホヴァーについて特に研究する。
    その後東京で司書をしながら、絵本づくりと銅版画を学ぶ。
    2015年プラハに再び渡り、個人アトリエや大学で銅版画の教室に通う。
    2017年から南チェコ在住。
    チェコ人の夫と共にチェコ人の句会「月見草」を主催。
    保育園児から高校生や大人までを対象に、自作の絵本を使ったワークショップや句会を行っている。

    2014 松本 蔵シック館 弟との二人展 『庭』
    2014 東京 トムズボックス 個展 『まどとゆき』
    2015 東京 トムズボックス 個展 『はなとさんぽ』
    2016 プラハ 個展 『エステルとまちあわせ』
    2016 東京 カフェアンジェリーナ 個展『エステルの部屋』
    2017 津金 明治カフェ 個展 『まどのむこう やまのむこう』
    2018 チェスケーブデョヴィツェ ギャラリー昼の月 個展『NANIMOON』
    2019 チェスケーブデョヴィツェ MATAHARI 個展『えとことば』
    2020 小淵沢 PAPYRUS 個展 『八ヶ岳八景』
    2020 絵本「ねこのコスモスといろんなおと」出版(チェコ)
    2021 ヴォドニャニ 町立ギャラリーシナゴーグ 個展 『HIROMI HOUSE』
    2021 句会句集「PUPALKA2」、
    絵本「ねこのコスモスとおはなみ」出版(チェコ)
    2022 ピーセック 市立図書館 絵本原画展 『コスモスと春』
    2022 ヴォドニャニ カトリック教会 個展 『花いっぱいの教会』
    2023 句会句集「PUPALKA3」出版

     

    おがたかずのり
    祐美の弟。ユニークな画家として多くのファンを持つ。北杜市小淵沢在住。
    2008 駿台甲府高等学校 美術デザイン科卒
    2010 日本外国語専門学校 ボランティア科卒
    2012 東京ビジュアルアーツ専門学校卒
    映画専攻(映画監督コース)
    2012 中央ヨーロッパ(ウイーン・プラハ・ザルツブルグ・マンスフェルト)など旅をする。
    2014 松本クラッシク館にて
    尾形和則*尾形祐美(姉) 二人展
    2015 南米ブラジル リオデジャネイロ・サンパウロ・パラナ・マットグロッソ(パンタナール)リオグランデ ドスールなど旅をする。
    2016 グアム旅行
    2017 台湾旅行 台北
    2019 四国巡り (3月)
    諏訪湖を描く展 「諏訪ガラスの里」にて展示(11月)
    2020 山梨県北杜市 おいでやギャラリー 個展
    2021 諏訪湖を描く展「諏訪湖ガラスの里」にて展示(11月)
    2022 2月おいでやギャラリー  個展
    5月 二科山梨支部展     入選
    9月 第106回二科美術展覧会 絵画部 入選

     

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 10/1(土)~10(月)『自由が丘 Depot39』をオマージュ 出版記念展示会 ギャルリイグレグ八ヶ岳

    date : 22.10.07

    「リント吉本 博美 ・アウトサイドイン塚田 紀子
    『自由が丘 Depot39』をオマージュ 」出版記念展示会 を開催します。

     

    11:00~17:00(初日と8日は13:00~)吉本は1,9,10日、塚田は全日在廊

     

    日本にカントリーアンティークという概念を広め、雑貨ブームを起こしたDepot39(デポ39)のディレクター、天沼寿子の10回忌(2012年10月12日没)記念の催しです。

    吉本博美は  9月20日発売の 家の光協会刊
    『はじめてのナチュラルドライフラワー』
    塚田紀子は文化出版局刊の2冊
    『キモノリメイクソーイング』『バルト三国で出会った素材で作る手作り服と小物』(共著)
    これらの掲載全作品の展示と一部の販売、そのほか懐かしいケーキやクッキー、ドライフラワー、ステンシルなど、そしてその発展系の販売も。Depo39でのセンセーショナルなドライフラワーを提供していた北杜市のエフスリーも加わります。

    ★ワークショップ 「ガラスエッチングミニレッスン」は10月2日(日)・3日(月)
    画像は
    http://y-yatsu.com/event.html
    をごらんください

    【日 時】

    2022年10月1日(土)~3日(月)・10月8日(土)~10日(月)

    12:00〜17:00(土、日、月のみ開廊)

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

  • 22年9月3日(土)~19日(月祝)小川格『リヴァーブ(反響)』ReverBeration ギャルリイグレグ八ヶ岳

    date : 22.09.06

    小川格展『リヴァーブ(反響)』ReverBeration

     

    小川格(おがわいたる)は1969 年東京都生まれ。1997年ベルギー王立アントワープ美術アカデミー修了後、2002年より東京では待機児童となった長男の保育園入園を求めて長野県茅野市へ移住、以来20年、森の中のアトリエで制作を続けています。
    活動は長野県を中心に東京や近隣県、ベルギー、マレーシア、インドネシア、ポーランド゙等で展示のほか、グループ展やプロジェクトの企画、小中学校への出張授業、ワークショップ、絵画教室等も実践。
    今回の個展では、「さまざまな違ったタイプの絵画作品を大量に並列する事によって、絵画がお互いに反響し合いながら、絵画同士の調和や分裂、反復や断絶、対比や類推などの多重性とその残響とを壁面で奏でたい」との思いで作品を構成しています。独特のやわらかな中間色による絵画の豊かな森を周遊するともいうべき個展となりました。

    ●素材
    キャンバスに油彩の絵画作品。及び、紙に水彩や色鉛筆等のドローイング作品
    ●素材別点数
    キャンバスに油彩:20〜40点ほど
    ドローイング作品:10〜15点ほど
    ●大きさ
    120号〜0号

     

    作家からのステートメント

    コロナ禍は既に三年を超えて私達の生活を侵食し続けている。
    更にその少し前から、私の制作は大変苦しい袋小路に迷い込んでいた。コロナ禍を迎えた時には自分ではなんともないつもりでいたが、実際にはティーカップ中で解ける角砂糖のようにも目に見えてジワジワと、私の絵画と方法とは形を見失い溶解していった。6〜7本もの展覧会予定が延期または中止となり、〆切りの無い無際限の制作は以前なら筆を止めていたであろう絵画に余計で不要な筆を入れ過ぎる事によって次々とそれらを破壊する結果を生んだ。出口があるのか分からない暗く陰鬱なトンネルをトボトボと歩く心象が、更に暗い心持ち増幅させたのだった。
    だが昨年、今回のイグレグにての展示が決定し、それをトンネルの出口の明かりと信じて、絵を大量に駄目にしながらも何とか歩を前に進める為の糧とした。ご批評ご高覧頂けますと幸いです。

    茅野市に移住の動機や年月
    ベルギー留学から帰国し二年程が過ぎた頃、長男が生まれた。
    住んでいた東京では当時も待機児童で溢れ保育園への入園は難しく、また私には絵画制作する場所も無かった。
    長野県茅野市の山奥には両親の建てた家がありそこにはアトリエとなる場所もあった為、市役所で尋ねてみると、長男はすぐ近く(といっても6キロ先)の保育園に入園させてもらえる事となり2002年に一家で移住、三年程度で東京へ帰るつもりだったが次男も生まれ、育児には良い環境だなと思いながら、いつしか二十年もの月日が経った。ふと時折、東京にずっと住み続けていたらどうなっていたかと夢想する刹那もあるが、詮無いことである。沢山の人々との出会いは移住した故に生まれ得た僥倖である。この地での充実した期間だったと信じている。
    「誰もがその願ふところに
    住むことが許されるのではない」
    という一節が、昔好きだった昭和の詩人、伊東静雄の処女詩集にあり、移住したての頃よく反芻していたことを今ふと思い出す。
    そう、今回の展覧会タイトル「リヴァーブ(反響)」とは、その伊東静雄の第四詩集『反響』(と音楽用語と)から採った。『これ等は何の反響やら』

     

    近年の展覧会

    (抜粋。★印は個展)

    2022年 「大地の芸術祭 越後妻有2022」(Ongoing Collectiveとして)(三省ハウス/新潟)
    「イナイナイアート in 笹離宮」[企画提案:小川格](笹離宮(蓼科笹類植物園)/長野)
    「MIX 岡谷アートフェスティバル2022」(岡谷市美術考古館、テクノプラザ岡谷/長野)「みのかもannual 2022」(美濃加茂市民ミュージアム/岐阜)
    「マチノマドvol.2」(アトリエT 風我/長野)2021
    「ギャラリー・バードハウスvol.2」[企画提案:小川格](茅野市内5つのミュージアム/長野)2020
    「ゴチャマゼの混乱」★(ギャラリー・アマノ/山梨)
    「メイメイアート・オンライン」★(長野県「頑張るアーティスト応援事業」によるWEB上の個展)
    「イナイナイアート」[企画提案:小川格](茅野市美術館/長野)
    「ALTER EGO」(Line Side Cafe/岐阜)2019 「ぼくの好きな先生(方)」★(アートセンター・オンゴーイング/東京)
    「International Workshop of Painters Symposium of Local Cultures」(スタリソンチ(ポーランド))
    「マチノマド」(岡谷市美術考古館/長野)2018
    「カラッポからはじめて(中洲小学校とのコラボ展)」★(諏訪市美術館/長野)
    「メイメイアートinジョグジャ」[企画:小川格](ACE HOUSE COLECTIVE/ジョグジャカルタ(インドネシア))2017
    「96粒涙滴」★(ギャラリー・アマノ/山梨)2016
    「DUIKBOOT(潜水艦)」(De Lange Zaal KASKA/アントワープ(ベルギー))2015
    「テトリス・ハイ」★(アートセンター・オンゴーイング/東京)2014
    「いろのしずく、いみのあぶく」★(八ヶ岳美術館/長野)2015, 2017, 2019
    「メイメイアートvol.1~vol.3」[企画提案:小川格](茅野市美術館/長野)2014~2018
    「まちの展vol.1~vol.5」(茅野市民ギャラリー及び茅野市街/長野)」

     

    【日 時】

    2022年9月3日(土)~19日(月)

    12:00〜17:00(土、日、月のみ開廊)
    9月17日(土)15:00よりアーテイストトーク

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2022年8月20日(土)~29日(月) 渡邊美優展『すべてのいのちのために』ギャルリイグレグ八ヶ岳

    date : 22.08.22

    渡邊美優展『すべてのいのちのために』

    渡邊美優は1998年、南アルプス市生まれ。
    山梨大学在学中から作品を発表していましたが、本格的な個展は今回が初めて。
    クリムト、エゴン・シーレ、ジョージ・オーウェル、ブラッドベリが好き、という志向が画面に表れたのでしょうか、
    アニメの影響をあからさまにするこの年代の作者とは一線を画する表現になっています。
    イグレグが広い年代の鑑賞者に見て楽しんでいただきたい、と企画したゆえんでもあります。
昨年からは公立中学校の美術教師として奉職、子供たちへの愛おしさをつのらせ、
    美術を楽しむ姿を見せたいとの思いを抱くようになったといいます。
    また、下記コメントにもあるように、
    昨今の世界情勢を憂慮した子供を思う気持ちが制作の動機になっていることがうかがえます。

     

    渡邊からのコメント

    今回はいのちをテーマにした作品を多く展示します。
    すべてのいのちのために、祈るような気持ちで描きました。
    生きるという行為は、痛みを伴います。どうか、この世に生を受けたあらゆるいのちが、幸福に暮らしてほしい。
    そんな思いで、今回のタイトルをつけました。

     

     

    【日 時】

    2022年8月20日(土)~29日(月) 作家在廊日20,21,27、28日

    毎週土・日・月 13~17時

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • 2022年7月29日(金)~8月16日(火)『旅する YogiYogi展』ギャッルリイグレグ八ヶ岳で

    date : 22.08.02

    『旅する YogiYogi展』

     

    旅するヨギヨギは手作り創作絵本とアートの移動ギャラリー。
    オトナもコドモもすわり込んで見入る心のオアシスです。
    キュートなオブジェ作品、研究者のトーク、国内外の布製品、おいしい缶詰などもあります。
    素敵とマジメと楽しさが渾然一体の不思議空間へぜひ!
      ※参加費無料
     巡回作品
       いしいまゆみ(叙情画)
       かみおひとみ(心象物語画)
       かんまききよみ(手作り絵本)
       くさはらかな(植物画)
       たかいたかこ(絵ことば)
       Chiery & Gustav Klim(オリジナル絵本)
       つづみさおり(イラスト)
       橋本博子(段ボールアート・布あそび)
       まえださくら(絵とコトバ)
       村田美菜子(木版画)
       村田りょーへー(絵本・水彩画)※北杜市在住
    —————————————————————–
    ■展示いろいろあります。
    ⚪「八ヶ岳で出会った絵本たち」
      坂本泉+西田ジャケリネ
      さわもりりさ+本杉琉
      ふそまゆみ
      真生
      渡邉一仁
    ●「チビッ子作家さんたち」の絵本コーナー
    ●「アフリカと共に50年」
    徳永瑞子(助産師・看護師/元アフリカ友の会代表)の著書コーナー
      ⚪「知る」をつなげる
    「NPO法人 弱視の子どもたちに絵本を」と“生活科学”の永井さん
     (永井正太郎 広島修道大学人間環境学部 助教(「生活科学論」などを担当)
      ⚪「YogiYogiで育った結衣・紗枝ファミリー」展
    姉妹の幼少期&現在の創作絵本+母父作品勢揃い
    —————————————————————–
    ■チッチャイあしあと展 11
     かわばたあきこ原画展(色エンピツ画)

    【日 時】

    2022年7/29(金)~8/2(火), 5(金)~7(日), 10(水)~13(土), 15(月)16(火)

    いずれも10時~17時

    【イベント日程】

    ◼️涼しい木陰で密を避けて楽しむイベント 予約、参加料は要りません。
    ⚪7/30(土)10時半~ 11時15分
     「絵本シェアタイム」
             by さわもりりさ
      絵本読み & 紙芝居・ミニトーク
    ●8/5(金)6(土) 終日随時
     いっしょに楽しもう!「たっぷり、わらべ歌びより」
    中井英美(わらべうた伝承家・NPO法人神戸コダーイ芸術教育研究所講師) & 村田  美菜子 わらべうたで著名な中井さんから楽しい遊びを教わりましょう!
    ●8/7(日)10時半~11時
    花豆 ♪歌とピアノと手話うたと
    ほんわか5人のユニットによる
    「小さな夏のコンサート」
    ★8/7(日)11時ごろ~
    トーク「アフリカの現場で命と向き合った40年」
    徳永瑞子(助産師・看護師/元アフリカ友の会代表)
    ナイチンゲール賞の徳永さんから、平和への道づくりのヒントをいただきます。
    (残念ながら出展者のご都合により中止させていただきます)

     

    ●8/11(木祝) 10時半~ 12時

    トーク「絵本を一緒に読みませんか?vol.4」

    テーマ: すてきな年の重ね方

    案内人  岩渕亜希子 追手門学院大学准教授(社会学)

     旅・暮し・歴史…熱い気持ちで本を多数出版 「西日本出版社20周年フェア」

     キルンワークガラス(大武幸子)・ブローチ(MARK)・布製品・美味しいモノ……色々販売します。

    ・古絵本や木のおもちゃを集めて施設や病院に届けています。

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

    写真

    (色エンピツ画 かわばたあきこ)

    (Yogiyogi19年風景)

     

  • 2022年7月2日(土)~18日(日)毎週土日月13~17時 『ノナカミホ個展』ギャルリイグレグ八ヶ岳

    date : 22.07.03

    ノナカミホ個展

    1991年南アルプス市生まれのノナカ。アールブリュット作家として、県の内外の多くの企画展で発表を続けてきたノナカの久しぶりの個展です。黒ボールペンで刻むように描く作品は深度を増し、アートへの着実な歩みを物語っているようです。

     

    ノナカミホ紹介動画

     

    ノナカからのコメント

    私は小学3年生の頃から学校に通えなくなりました。自分の部屋に閉じこもりずっと絵を描いていました。
    それから十数年間引きこもり、20歳を過ぎた頃から手洗いがひどくなり24歳の時には指先に血がにじむほど1日に何度も手を洗ったり何時間もお風呂に入ったりするようになり、精神科の病院で強迫性障害と診断され入院することになりました。
    入院中、ボールペンで絵を描いて過ごすとあんなにうるさく感じた人の声や周りの音が不思議と気にならずにいられるようになりました。今のような絵を描き始めたのはこの頃からです。 看護師さんや主治医の先生が、絵にとても感動してくれて退院後病院の中にあるデイケアに通い始めました。そこで絵の講師をしていた上野玄起先生に個展の開催をすすめられ、びっくりして、少し不安でしたが、先生のお力をお借りして2017年の4月北杜市で初めて個展をさせていただきました。
    不安と緊張でドキドキしていましたが個展にはたくさんの人が来てくれました。自分の子供も不登校で毎日絵を描いている。将来自分の子供もこんな風に個展ができたら、と泣きながら話してくれた方もいました。こんな自分でも誰かの希望になれる。今までの自分の経験も全部ムダじゃなかったと感じました。中略
    それからもいろんな方に支えていただきながら作品発表をさせていただきましたが、コロナ禍で人との出会いの機会もなくなり、精神的に不安定になったことから今まで落ち着いていた症状が悪化し2020年に再び入院することになりました。入院して・・それでもまだできる事がある。今だからこそ描ける物があると思いこの約2年間、絵を描き続けてきました。 ノナカミホ

    素材 ケント紙(イラストレーションボード)に黒ボールペン
    大きさ 最大103×73センチ 最小18×12センチ  点数 約70点

     

    プロフィール

    個展・グループ展
    2017・4/22~23 個展 詩游館ギャラリー 山梨県北杜市
    2017・8/29~9/10 アール・ブリュット展 つなぐ・きらめき 藤村記念館 山梨県甲府市
    2017・10/7~16 個展 ギャルリ イグレグ八が岳 山梨県北杜市
    2018・1/23~28 アール・ブリュット展 親密なまなざし 山梨県立美術館県民ギャラリー
    2018・9/20~10/16 展示 ジュエリーショップMASAAKI TAKAHASHI 2K540東京都台東区
    2019・1/14 KHJ自分プロジェクト こんな生き方、働き方があってもいいよね
    自分らしい生き方シンポジュウムin関東 TKE・Biz としま産業プラザ 東京都豊島区
    2019・1/29~2/3 アール・ブリュット展 呼吸するように 生まれたものたち 山梨県立美術
    館県民ギャラリー
    2019・6/15~7/6 個展 THE MICRO MUSEUM 吉祥寺
    2019・9/5~10/1 展示 ジュエリーショップMASAAKI TAKAHASHI 2K540東京都台東区
    2019・9/14~16 C+A COFFE AND ART展 アール・ブリュット
    コーヒーとアートに触れながら一生に一度と出会う スターバックス南アルプス通り店
    2020・2/8~29 個展 THE MICRO MUSEUM 東日本橋 東京都中央区
    2021・6/23~29 展示 チャリティーTシャツ受注販売会 岡島百貨店 山梨県甲府市
    2021・10/30~11/7 障害者の文化美術フェスティバル アール・ブリュット日本と自然
    あしくぼ笑楽校 埼玉県秩父市
    2021・12/21~26 障害者の文化美術フェスティバル アール・ブリュット日本と自然
    やまなしプラザ 山梨県甲府市 防災新館
    2022・2/11~3/21 障害者の文化美術フェスティバル アール・ブリュット日本と自然
    ボーダレス、アートミュージアムMO-MA 滋賀県近江八幡市 旧増田邸

     

     

    【日 時】

    2022年7月2日(土)~18日(日)

    毎週土・日・月 13~17時

     

    【会 場】

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳

    ギャルリ イグレグ 八が岳
    デポ39の天沼寿子の山荘をリノベしたおしゃれな空間でかっこいいアートに出会って下さい。

    http://y-yatsu.com

    408-0016

    北杜市高根町上黒澤1706-3

    TEL.080-6531-3131

     

  • フリーの地域密着情報誌「なないろ」2022年7月号で【おらんうーたん】が特集されました。

    date : 22.06.22

    おらんうーたんが、2022年6月20日(月)発行の地域密着情報誌「なないろ」2022年7月号で巻頭特集されました。「なないろ」は、韮崎市北杜市で毎月無料配布され、発行部数60000部のフリーペーパーです。

     

    【取材対象】

    ギャラリー・おらんうーたん (おらんうーたん代表 宍戸千鶴)
    鉄の造形スタジオ 上野玄起(副代表)

    デザイン工房 昴(すばる)  松田広昭(副代表)

    石あるく(伊藤石材工業内) 伊藤和智(副代表)

     

    【内 容】
    八ヶ岳アート&クラフトネットワーク おらんうーたん
    八ヶ岳に生息するものづくり集団
    結成20年、今だから語る軌跡と展望

    「森の人」を意味するオランウータン。その生き物の名を通称とする八ヶ岳のクラフト作家、美術館、ギャラリーらのネットワーク「おらんうーたん」は、今年誕生20周年を迎える。全国的、世界的にも稀有なこの集団は、これから何を作り続けるのか。

     

    黎明期「自分たちの住む場所」

    思わず手が伸びるオランウータンの写真表紙。「それがマップ第一号ですよ」。副代表の上野玄起さんが語り始める。
    「30代の頃一念発起して鉄造形で食べていこうと大阪から長坂に移住しました。そうしたら、いろんなジャンルの作家が何人もいることを知ったんです。それなら自分たちの作品が一堂に見られるアート&クラフトセンターをつくりたい、と思うようになりました」。
    2002年10月、数人のクラフト作家たちがフィリア美術館に集まった。だが資金も場所もない。そこで発想を転換し、各工房の位置を示す「八ヶ岳広域版のクラフトマップ」を考えた。北杜市合併前の当時、複数町村にまたがる観光マップはなく、 それだけでも画期的だった。呼びかけに応じて、130以上の施設が地図掲載に参加。 行政主導でも観光協会事業でもない、個人のゆるいつながりから生まれた地図の愛称は「おらんうーたん」と決まった。「森の中で手仕事しながら暮らす人という意味で。 この地図はさながら生息分布図ですね。絶滅危惧種のオランウータンに対して私たちは今後どう生き残るのか、そんなストーリーもおもしろいなと」。小淵沢に住まいがある縁で、動物写真家の岩合光昭さんがオランウータンの写真を使用させてくれた。表面は各工房の紹介、裏面は大きな地図、という今につながるスタイルが生まれた。

     

    始動〜成長期「集まる、繋がる、散らばる」

     会の代表・宍戸千鶴さんは、夫と始めたペンションに併設されていた図書館を 「何かに使えないか」と考えていた。田舎暮らし雑誌の発行人佐藤彰啓さんや、陶芸家 村岡修二・由梨さん夫妻に相談したところ、おらんうーたんとつないでもらう。ここで上野さんが当初描いていた「センター」構想が現実化する。作家たちの手づくりによる内装改修が始まった。「棚を作ったり照明をつけたり、皆さんものづくりのプロだから、アイデアが豊富。それもとても楽しそうに作業されるので、私もワクワクしました」。 2003年、おらんうーたん作家た ちの常設展示場「ギャラリーおらんうーたん」 が誕生。翌年、各工房を開放して見学・体験・ 販売を受け入れる「オープンアトリエ」を数軒の作家が同時開催。2005年には 21の工房が参加する一大イベントに。また、 知り合った異素材の作家同士でグループ展を開催するなど横のつながりも広がっていった。

     

    過渡期「愛称封印の一方で」

    イベントが増えるにしたがって、作家の本来のものづくりの時間が別の作業に割かれるのは自明のこと。「おらんうーたん」が会として充実してくるとメンバー同士の考えの多様化や温度差も生まれる。副代表松田広昭さんが会に参加した10年目あたりはちょうどそんな頃だった。松田さんは元プロダクトデザイナー。扱う素材は主に木だが、ガラス、布、モジュールなども取り入れながら個性的なインテリア雑貨を手がける。そのせいか、人の間にたつ調整がうまい。「いろんなジャンルが集まり、受け入れてくれるこの場所は、新しいものが生まれる可能性を秘めており、新しい産業になり得ます。結集すればものすごい地域力になると思いました。みんなでつながる思いはあった方がいい」。実際、愛称としての「おらんうーたん」が聞かれなくなる一方で、グループ展やコラボ作品が、この時期多数生まれている。本来の作家魂が培われつつあった。

     

    未来へ「DNAに導かれてこの地に」

    2020年からのコロナ禍は対人活動も作家同士の交流も阻むことになった。インターネットでの販売が定着してきたとはいえ、顔が見えないことは逆にそれを乞う意識を生んだことも確かだ。「できあがった、 きれいな部分だけじゃない工房のどろくささを感じて欲しい。そこから生活を豊かにする自分だけのクラフトを見つけて欲しいのです」。インバウンドや都会からの訪問者が激減した代わりに、地元との交流を大切に思えるようになったと松田さんは言う。 「これからはアートやクラフトが社会貢献の一端を担うことも可能。地域木材を使った市内の子どもたちへのおもちゃづくりや、高齢者対象のワークショップなどもできるといいと思っています」。移住者の多いおらんうーたんの中でも珍しい、地元出身の石作家、副代表の伊藤和智さんは、外と内の両方の目でこの地の魅力を感じている。 「こんな場所は他にないと、地元の人が一番 誇ってほしい」。
    最後に敢えて聞いてみた。なぜ八ヶ岳でものづくりをするのか。答えは1万年以上前から出ていると上野さんは言う。「ここは縄文の聖地、古来よりクラフトマンの住む場所だった。ここではものづくりせずにはいられないし、ものづくりをしたい人はこの地を求めるDNAを持っているんです」。

    身近なところに棲むつくり手たち。今年もまた出会いに行ってみよう。

     

    【お問合せ】

    なないろ編集室
    TEL.0551-30-7607
    〒407-0051 山梨県韮崎市円野町上円井1870-1
    https://www.nanairo-web.jp/

     

     

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